【超重要】女性ホルモンによって起こる不調の解決方法

女性ホルモンによる不調美容/健康

こんにちは!

2021年2月10日のあさイチは「“女性のこころ”と“ホルモンバランス”」がテーマでした。

生理、出産、閉経など、女性の一生は、女性ホルモンに支配されているといっても過言ではありません。

概要はあさイチのHPを見ればわかりますが、番組に出演された産婦人科医・高尾美穂先生のお話や視聴者からの質問・回答を中心にまとめました。

あさイチのHPはこちら

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/210210/1.html

 

女性ホルモンの変動で不調があらわれる

生理前になると落ち込みやすい、やる気がなくなる、イライラするなど、女性の体だけでなく「こころ」にも大きな影響を与える2つの女性ホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」。

ごく少量でも抗うつ作用のあるエストロゲン、抗不安作用を担っているプロゲステロン。

生理前にはどちらも分泌が減少するため、メンタルの不調を感じやすくなります。

 

女性ホルモンによって起こるこころの不調に気づかず、自分を責めて苦しむ人が多くいます。

・気持ちをコントロールできず、子どもにあたってしまった。

・感情が爆発したあと、自己嫌悪に陥るのを繰り返している。

 

ご自身が調子が悪いと感じていても、それがホルモンの変動によるものだと気づくケースは少ないです。

ホルモンの変動は、カラダの変化だけでなくこころの不調にも大きく影響することを知って欲しい。

 

女性は生理のたびに女性ホルモンの量が増減し、さまざまな不調があらわれます。

 

PMS(月経前症候群)…排卵前後からおきる心身のさまざまな不調のこと
PMDD(月経前不快気分障害)…PMSのうち精神面の症状が重いこと

 

生理のたびに「死にたくなる。」と言うくらいの人もいて、PMDDは女性全体の4~5%はいるとされています。

気づかない女性が多い「産後うつ」

赤ちゃんを抱く女性

妊娠をすると、急激に女性ホルモンが大量に分泌されます。(多いときは通常の数百倍!)

そして、出産をすると数日の間に女性ホルモンがほとんどなくなってしまいます。

これだけの変動がある時期に起こりやすいのが「産後うつ」です。

「産後うつ」は、母親の10人に1人が発症するとされてきました。(WHOの見解などによる)

それが、4人に1人の割合まで急激に高まっている可能性があることがわかりました。(去年10月、産後1年未満の母親への調査/筑波大学松島みどり准教授による)

新型コロナによる不安やストレスが大きく影響しているとみられています。

しかし、産後うつの可能性のある母親の3分の2が、自分のうつ状態を認識できていないこともわかっています。

産後うつは、出産した女性なら誰でもなりえます。

産後は赤ちゃんが生まれて幸せいっぱいに見えますが、女性ホルモンの分泌が激減することによってメンタルの安定が保てない時期です。

そんな時期に、赤ちゃんのお世話をするために自分の睡眠時間が確保できないという状況が重なるため、うつ状態に陥りやすいといえます。

自分や周りが気づけるかどうかが大切です。

 

次の2つの質問のうち、どちらか1つでも当てはまるものがあればこころの不調を抱えている可能性があります。

  1. 過去1か月で、しばしば気分が落ち込んだり、絶望的になったりして悩んだことはありますか?
  2. 過去1か月で、しばしば何かをするのに興味をなくしたり、楽しくなくなったりして悩んだことはありますか?

(NICE(英国国立医療技術評価機構)メンタルヘルスのガイドラインより)

理由もないのに泣けてくるという状態は、うつの傾向が高いです。

また、自分が好きだったことにやる気がなくなってしまうことも、うつの傾向があります。

 

出産後、何ヵ月くらいで女性ホルモンが戻る?

生理が戻ってくると女性ホルモンも戻ってきたということ。

授乳期間にも影響を受けるが、半年くらいで戻る人が多い。

産後、数年たっても不調が続いていてつらい

出産をしたことがある人は、その後の人生はずっと産後とも言える。

まずは自分のこころやカラダには何かしら変化があるという目でみる。

うつ病で医療機関を受診できている人は、4割程度しかいない。

周りの家族も「一度専門家に相談してみたら?」などとアドバイスするのがいい。

 

40代からがつらい「更年期障害・更年期うつ」

不調でお腹をかかえる女性

女性のうつ病の患者数が最も多いのが40代です。

女性ホルモンが急激に減少する更年期に、社会や家庭でのさまざまな負担が重なることでうつ病になりやすいと考えられています。

まぁこ
まぁこ

私も40代…不安しかありません…

 

40代を過ぎた人、すでに更年期障害がある人には、以下の3つの対処法があります。

 

1.ホルモン補充療法

卵巣からエストロゲンが分泌されなくなってくるのが、閉経に向かっての変化です。

この変化の大きな時期が、こころやカラダの不調が一番大きい時期とされています。

ホルモン補充療法は、「足りなくなるものを足す」という非常にシンプルな考え方の治療で、エストロゲンを補充します。

症状がかなり軽くなることが期待され、保険も適用されます。

副作用として”乳がん”のリスクがありますが、日常生活でお酒を飲むリスクと同程度とされているので、検査を受けていただければ心配ありません。

”血栓症”などのリスクもありますが、事前に血液検査をして問題がない場合にのみホルモン補充療法を開始します。

「がんになるから怖い。」というイメージが強いかもしれませんが、本当に困っている人であればかなり改善が見込めるので、ぜひ婦人科に相談してほしいです。

 

2.漢方療法

さまざまな症状が出る人に使われる療法です。

漢方にも副作用はあるので、医師に相談して選んでください。

3.「エクオール」(大豆由来のエストロゲンに似た成分)の摂取

大豆イソフラボンが腸の中で代謝して作られる成分がエクオールで、エストロゲンと似た作用が期待できます。

エクオールを作れる腸内細菌を持っている人は、日本人女性だと2人に1人です。

腸内細菌を持っていれば、食事のなかで納豆や豆乳をとり入れるだけでエクオールを摂取した状態を作ることができます。

エクオールを持っているかどうかは、市販の検査キットで尿で検査することができます。

腸内細菌を持っていない場合は、エクオールのサプリメントをとることによって、更年期特有の不調を改善することができます。

 

低用量ピルを飲むのは?

低用量ピルは40歳を過ぎると飲み始めることができない。

30代から飲み続けている人あれば、閉経まで続けることは可能。

高血圧や肥満、喫煙などの血栓症のリスクが低い人の場合、継続して飲むことで生理周期が安定したり、不調が少なくなったりしたまま閉経まで過ごすことができる可能性が高い。

塗るタイプのホルモン補充方法もあるの?

経皮けいひ吸収といって、皮膚から吸収させるほうが血栓症や乳がんのリスクが低いということが分かっている。

ジェルタイプや貼るタイプを最初にオススメすることが多い。

現在婦人科で治療中だが、いつまで続くのか不安

「ピルならいつぐらいまで」などという決まりがあるので、先生に相談するのがいい。

未来のことを不安に思いがちだが、今がいい状態なのであれば「今の状態をキープしよう!」という前向きな考え方を持って欲しい。

女性ホルモンによるこころの不調とうつ病の線引きは?受診はどこへ?

かかりやすいのであれば妊娠・出産を診てもらった産婦人科医に聞いてみるのがいい。

そこで心療内科に行ったほうがいいとなれば、専門医に相談する。

病気で子宮を全摘しているが、子宮がなくてもホルモンバランスは崩れる?

子宮を摘出するときに、一緒に卵巣を摘出しているかによって違う。

卵巣が残っている場合、生理というサインはないがカラダの中ではホルモンがある状態が続いているはずなので、手術をきっかけにいきなり不調がくるということは考えにくい。

年齢の変化にしたがって、同じように更年期がやってきていずれは閉経することは起こりうる。

 

家族・パートナーと共有する

複数人で手を合わせる

「こころの不調があるとき、家族・パートナーにどうしてほしいですか?」というアンケート。

・責めずに受け止めてほしい。

・共感してほしい。怒らないでほしい。

・「大げさなことだ」と思わないでほしい。

・いつも以上に気遣ってほしい

・いつもと変わらずに接してほしい

・1人になれる時間がほしい

 

など、人によってどうして欲しいかは違うことが分かりました。

 

女性はまず「男性は自分とは違う思考回路を持っている」と思ってください。

お願いをするときも具体的に言うことが大事です。

「お風呂を洗っておいて」ではなくて、「この洗剤でオケの内側を洗って、流したら乾燥できるようにドアを少し開けておいて」くらい具体的に伝えたほうがいいです。

そして、お願いしたことは百点満点ではなくて6割できていればいいとしましょう。

男性は何かをしたときに「~しておいてあげた・・・よ」ではなくて「~しておいたよ」という言い方をしてほしいです。

 

男性はホルモンの周期や変動がないため、鈍感で無頓着です。

女性のつらさやしんどさを受け止めて、共感し、寄り添うことが大切です。

 

そして、

「こころの不調があるとき、家族・パートナーにされてうれしかったことは?」というアンケート。

・夫と娘に「生理前だからイライラします」と伝えたら見守ってくれた。

・「私はたぶん更年期だ!」と夫にカミングアウトしたら、夫が少し家事を手伝ってくれるようになった。

・食事を作ってくれたり、洗濯物をコインランドリーに持っていって楽をさせてくれた。

・生理前になると必ずチョコが食べたくなる。夫もそれに気づき、やたらと買ってきてくれた。

・動けないときにごはんを買ってきて「食べたいときに食べなよ」と冷蔵庫に入れておいてくれた。

・適当に「大丈夫だよ」と言われるより、きちんと病院に行ったほうがいいと言ってくれたので救われた。

・夫は「様子を見て察する」ということが難しいタイプなので、「生理でしんどいから横になりたい」「しんどいから家事もしたくない。夕食は総菜を買ってきてほしい」など言葉で伝えると気を遣ってくれる。

 

など、女性は「察して」「言わなくてもわかるでしょ?」ではなく、自分の思いを伝えることが大切です。

 

男女はお互いが”思考回路が違う”と思ったほうがいいです。

女性は月単位でも人生の単位でも変動する生き物で、変化はストレスです。

自分はストレスを感じる生き物なんだとまずは理解して、パートナーにも理解を求め、自分が楽ができることは何なのかを生活の中で探してみて、それをあえてお願いしてみる。

お互いのコミュニケーションがすごく大切です。

我慢するという時代ではないので、いかに自分自身が前向きに過ごしていけるのかが大事です。

 

生理前はもちろん排卵日前後もうつ症状が出る

定義としては生理前がPMSなので定義には当てはまらないが、変化はストレス。

1か月の中で女性ホルモンが変化するタイミングは、私たちのこころが揺さぶられる時だと理解するのがいい。

排卵日前後がつらい、生理前がつらい、生理痛がつらいとなると、調子がいい日が1ヵ月に数日しかないので、ぜひ産婦人科に相談してほしい。

ここ1年在宅ワークで、休業中の妻がうつっぽくなっていることに気がついた

まずは、今何か具体的に困っていることがないかどうかを聞いてみる。

気持ちを聞いて言語化することで、女性は気持ちを整理することができる。

そして、男性が女性の気持ちを知ろうと寄り添ってくれていることがわかる。

2人そろってうつになることもあるので、2人でできることは何かを考えたり、2人で一緒に医療機関を受診するのもいい。

急に腹が立ったときの対処法は?

1秒も待てない場合は、その場から離れることが大事。

自分の気持ちを変えるのではなく、場所を変える。(心理学的にはタイムアウトという)

エクオールのサプリを飲むか友達に相談したら、「サプリは一度飲んだらやめたときにつらくなるよ」と言われた

エクオールは大豆イソフラボン由来の成分なので、サプリを飲むことは人生でずっとお豆腐を食べることと同じようなものだと考えていい。

ちなみに、ホルモン補充療法も何歳までにやめなければいけないというのはないので、ずっと使っていていい。

生理前に気持ちの不安だけでなく、風邪をひいてしまうことが多い

女性ホルモンは、免疫にも影響を及ぼすことが分かっていて、生理前に風邪をひきやすいという人はいる。

低用量ピルを飲むと生理前という状態自体がなくなるので、変化は小さくなると思う。

でも、質問者さんは40代なので、低用量ピルを飲み始めるのは難しい。

医師に相談して漢方など別の方法を取り入れるのがいい。

 

つらいときにすぐできる「コーピング」

自分が心地よいと感じることをする行為のことを「コーピング」といいます。

専門家は、自分に合ったことを見つければ、ストレスを感じたときに軽減することができるといいます。

ペットを抱きしめる、ハンドクリームを塗るなど、どんなときに自分が心地良いと感じるのか、自分だけのコーピングリストを作っておくと、いざという時に自分を助けてくれます。

 

コーピングリスト(例)
  • 紅茶を入れてゆっくり飲む
  • 首や肩のストレッチをする
  • 夕方、空を眺める
  • インスタに花の写真をあげる
  • 子どもの写真を見る
  • 子どもが生まれたときの気持ちを思い出す
  • 子どもの髪の毛のニオイをイメージする
  • 好きなバンドの動画を見る
  • 好きなバンドのライブのDVDを見る
  • 好きなバンドの好きな歌を家で歌う
  • カラオケに行って好きなバンドの歌を大声で歌う
  • ママ友とカフェでおしゃべりする
  • ママ友とLINEする
  • 大きな布に包まれる

元気な時に具体的に、より多く書き出しておくことが大切です。

 

24時間無料で相談できる窓口

フリーダイヤルで24時間相談できる窓口があります。

☆電話相談

よりそいホットライン

 0120-279-338

岩手・宮城・福島県からは

 0120-279-226

☆SNS相談

生きづらびっと(LINEで友だち登録して相談)

 @yorisoi-chat

 

まぁこ
まぁこ

電話がつながりにくい場合は、時間をおいてかけ直しましょう。

1人で悩まずに勇気を出して誰かに話すことで、心の負担がグッと軽くなることもありますよ。

 

感想)女性ホルモンの変動を知り、変化に対処しよう

女性は7の倍数の歳に、カラダの変化があるといいますよね。(男性は8の倍数)

私も最近、生理の様子が変わってきた気がします。

毎月の生理周期は比較的安定していますが、1日目、2日目が多く、以前よりも早く終わるような…

さらに、数か月に1度、生理前に寝込むくらい具合が悪くなります。。

このままだと「更年期はもっと症状が悪化するのでは…」という漠然とした不安があります。

でも、もしものときは産婦人科に行って相談してみようと思いました。

 

まぁこ
まぁこ

解決方法があるのならば、頼らない手はないですよね!

そして、自分がエクオールを作れる腸内細菌を持っているかどうかは、ぜひ検査してみたいと思いました。

もしも自分でエクオールを作れるのなら、納豆・豆腐・豆乳などを積極的に食べればいいわけです。

 

 

もしも自分でエクオールを作れないのなら、サプリに頼ることで不調を少しでも和らげることができるかもしれません。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

更年期のお悩みについてはこちらも参考にしてください。

更年期のお悩み解決SP!女のオンライン相談室/あさイチ
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